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瀬戸内は周防大島の古民家に泊まる
柑橘の島の歴史と今が融合したお宿

自然と歴史が織りなす
周防大島の旅

瀬戸内の多島美についつい目が行きがちですが、万葉集にも登場する歴史のある周防大島。
古来、瀬戸内海交通の要所の島として、多くの人が訪れる一方、島民の営みが脈々と受け継がれてきました。
江戸時代になると長州大工と呼ばれる超一流の寺社仏閣建築集団が登場し、芸術的建築物を多く残しています。
昭和期には民俗学の巨人、宮本常一を輩出し、島の生活文化の歴史的価値をさらに高めました。
万葉の時代から現代まで、先人たちが築いてきた歴史と文化を肌で感じることができる島、周防大島。
心のタイムトリップもお楽しみください。


島の柑橘栽培の祖の営みを未来へ遺す
おん宿 古今せとうちの3棟

江戸時代、周防大島に柑橘栽培を伝えた藤井彦右衛門(ひこえもん)。
彼の屋敷跡地をレモン畑にし、3棟の古民家を一棟貸しの宿にリノベーションしました。古くなったから壊す、のではなく地域の歴史・文化を未来につなぐために、宿として再生させていく取り組みです。
古今せとうちの本邸は、江戸の末期に、この島に初めて蜜柑の苗木を紀州からもたらした大庄屋 藤井彦右衛門(1816年〜1896年)の屋敷の一部を、1923年に移築して建てられたものです。この古民家を私たちが引き継いだ時、基礎も床も壁もとても傷みが激しかったため、家屋の解体も考えました。
しかし、島の柑橘類でジャムやレモンチェッロを造ることを生業としている私たちにとって、島の柑橘栽培の祖、藤井彦右衛門の息吹が感じられる建屋と邸跡地を多くの方が利用できる「場」へと再生し、未来に遺し伝えていくことに使命を感じ、古民家を宿に再生し、邸跡地にはレモンの樹を植え、柑橘畑にしました。
本邸、別邸さえずり、離れWithDogs。3棟の古民家は、島の「古き時代」と「今」が融合したお宿へと再生され、藤井彦右衛門の痕跡を未来へ繋いでいきます。
往時の面影の残る古民家と屋敷跡の柑橘畑で、島の先人たちの営みに想いを馳せながら、是非ゆるりと島時間を楽しんでいってください。







アクセス
古今せとうち
〒742-2804
山口県大島郡周防大島町大字日前字浜中1976-10
■ 飛行機でお越しの方
岩国錦帯橋空港より車で約1時間
■ 新幹線でお越しの方
山陽新幹線 新岩国駅より車で約1時間
■ お車でお越しの方
山陽自動車 玖珂ICより約45分
錦帯橋より約1時間
広島宮島より約1時間半
■ 愛媛三津浜港からフェリーでお越しの方
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